2013/12/30

年越し遠隔TeX勉強会:「進捗ダメです」

「進捗どうですか?」
「進捗ダメです」

去る2013/12/30,初音もきゅ(@Michael_800)氏の立案の下,年越し遠隔TeX勉強会が開催されました。
勉強会と言っても各自でテーマを決め,わからないことは質問しあいながら作業するといったものでした。

さて,参加者である私は事前に配布資料を作ります!と意気込んだものの計画倒れ,
なんとか開催日の数日前に「TeXのインストール方法」を準備し終えたのでした。
最近意気込んで作り始めると,開催日までまだ時間がある時はいいんですが,
いざ近くなると別の用件で忙しくなったり,はたまた別のことやって手を付けなかったりなど
私のクズっぷりが現れてしまいました。

そんなわけで,本日は「TeXで数式を書きたい!」という要望をうけ,
数式を書くときに必要な情報をまとめて1日が終わったのでした。
内容はほとんど,本科生の時にもらった資料のコピーです。
一部入れなくても問題無いと判断したコマンドについては省略したり,
非推奨であると言われた数式環境については,推奨されるものに差し替えたりしました。

他の人々は,過去の実験レポートをTeXで作ってみたり,あるいは卒業論文の書式を作ったり,
過去の試験問題を作ってみたりと各自思い思いの作業をやっておりました。

ここでいくつか面白いものが生まれたので,ご紹介を。
「あなたの個人情報をください」
※年賀状を送ってほしい人は住所をください,という意味で決して不穏な話ではありません。

「進捗(みかん)」
TeXの勉強会と言いながらも,その日設定したノルマが「みかんを5個食べる」であった某氏の途中経過報告のこと。
ちなみに,勉強会を終えた時には13個食べたらしいです。うらやましい。

「すごく…化学系です…」
参加者の大体が電気系あるいは情報系のなかに混ざった化学系の某氏,各自の実験レポートを見せ合いした中で,一人だけ異色を放つのでした。

「進捗どうですか?」「進捗ダメです」
Twitterでよく見かけるんですが,どうやらTeX勉強会でも起きてしまったようです。
勉強会の終わりに,各自の成果を発表する時間が設定されたのですが,参加者のほとんどが口をそろえて「進捗ダメです」と答えるのでした。
ちなみに,私も当初の計画である配布資料の作成を達成できてないので,「進捗ダメです」

「うちが遅いだけですね」「許しません」
某氏,勉強会に遅刻した上に,あまり作業をしていなかったことについて許されなかった模様。

とまあ,こんな感じで面白いことになりました。
おそらく,きちんと技術が身についた,というよりは参加者での交流の方がメインになり,
TeXがどういうものかを理解できたのではないかと思います。
私はそれでいいと思います。そしてさらなる使い込みのお手伝いができれば嬉しく思います。

さて,最後に本日のTeX勉強会がどういうものであったかと,一言で言いますと,
「進捗ダメです」この一言につきます。

追記(2014/01/06)
謝辞をつけないといけない気がしたので,書いておきます。

はじめに,年越し遠隔TeX勉強会を開催した初音もきゅ氏に感謝を。
また,アップローダを用意していただいたびすたん氏(@vista_mac)にも感謝を。
最後に,今回の機会を通して交流できた参加者の皆様に感謝を。

関連リンク
[1] 年越し遠隔TeX勉強会 - TwiPla (イベント告知)
[2] 年越しTeX勉強会! - 最強の次女さん伝説 (主催者である初音もきゅ氏のブログ記事)
[3] 年越しTeXまとめ - Togetter(参加者のツイートまとめ)

2013/12/22

私とTeX

この投稿は、TeX & LaTeX Advent Calendar 2013 の参加記事です。
いいネタがなかったので,私とTeXというテーマでつらつらと書こうと思います。
ちなみに以下はTeXのソースファイルとしてコピペできますので,
好きなファイル名で保存した後,
platex hoge.tex
と言った感じで処理していただけると,それはそれは美しい文書として組版されます。

% TeX & LaTeX Advent Calendar 2013 参加記事
% 2013/12/22 @neruko3114
% 「私とTeX」
\documentclass[a4j]{jsarticle}

\begin{document}

\title{私と{\TeX}}
\author{@neruko3114}
\date{2013/12/22}
\maketitle

\section{{\TeX}との出会い}
それは私が高専3年次の時でした。
学科の実験で,「{\TeX}によるレポート作成」というテーマがありました。
今でもあるテーマなのですが,なぜこのようなテーマがあるかと言うと,
「これからの実験レポートは{\TeX}を使って作成せよ。
そこで,{\TeX}でレポートを作成するために,一から説明しますので習得してください」
ということです。

そのときの私は,現在のように好んでいたわけではなく,ただツールとして見ていたのでした。

\section{{\TeX}に目覚める}
それから1年後,高専4年時になった私は「数値解析」なる授業において,
課題として出されていた「ソースファイルを印刷したレポートの提出」に何を使えばいいか考えていました。
その頃にlistings.sty辺りに出会ったような気がしますが,
もしかしたらverbatim環境で済ませていたかもしれません。

細かい経緯については言葉で説明できませんし,あまりにも唐突です。
ただ,突然スイッチが入ったかのように,TeXに対する熱意がわいてきたのであります。

それから私は{\TeX}ユーザとして歩み始めるのでした。

% 2013/12/22 今日はここまで,これ以降は改めて執筆します。

\end{document}

2013/11/21

失われた古典を求めて

「プレゼンテーションZen」とか「人月の神話」やらを出版していたピアソン桐原が,ピアソングループから独立し,桐原書店として再スタートすることが話題となったのは8月のことであった。当時私はその話題について何も危機感を抱かなかった記憶がある。そも,ピアソン桐原って何を出版していたっけ,という状態であった。しかしそれは10月中旬になって大変なことであると認識したのだが。

LaTeXの本が欲しいと常日頃考えていたため,藤田眞作先生の「LaTeX2e マクロ作法」を買おうと思っていた私は,通販(Amazon[1]とか電脳書房[2]とかだ)で探していた時にそのことについて気付いた。何やら桐原書店が今までピアソン桐原として出版されていた書籍が「店頭在庫限り」という情報が見つかるではないか!

私は焦った。そりゃあもう焦った。通販では定価以上の値段がついていることが多かった。それゆえ,書店で新品を購入し,リュックサックにつめて背負い,その足でアルバイト先に向かったくらい焦った(アルバイトに向かう前ぐらいしか時間を取れなかった)。それ以来,本との出会いも一期一会であると痛感し,それまで欲しいと思いながらも買わないでいた本を集めようと決心したのであった。このとき,常に思い出されるものは,とある古本屋(B○○K ○FF)で見つけた「TeX by Topic」である。なぜあの時買おうと思わなかったのか,今でも悔やまれる。

それはさておいて,私は失われる書籍を求めて通販や書店を巡ったのであった。その結果が以下のリストであるが,まだ手元に届いていないものも含む。
  1. Donald E. Knuth著,斎藤信男監修,鷺谷好輝翻訳:``TeXブック 改訂新版 コンピュータによる組版システム'',アスキー出版局,(1994).
  2. Donald E. Knuth著,鷺谷好輝訳:“METAFONTブック タイポグラファのためのプログラミング言語”,アスキー出版局,(1994).
  3. Donald E. Knuth,Tracy Larrabee,Paul M.Roberts共著,有沢誠訳:“クヌース先生のドキュメント纂法”,共立出版,(1989).
  4. Donald E. Knuth著,滝沢徹,牧野祐子,富澤昇共訳:“コンピュータ科学者がめったに語らないこと”,エスアイビー・アクセス,(2003).
  5. Donald E. Knuth著,有沢誠訳:“文芸的プログラミング”,共立出版,(1991).
  6. Leslie Lamport著,阿瀬はるみ翻訳:``文書処理システムLaTeX2e'',ピアソン,(1999).
  7. Michel Goossens,Frank Mittelbach,Alexander Samarin共著,アスキー書籍編集部監訳:``The LaTeX コンパニオン'',アスキー出版局,(1998).
  8. Michel Goossens,Sebastian Rahtz,Frank Mittelbach共著,鷺谷好輝翻訳:``LaTeX グラフィックスコンパニオン TeXとPostscriptによる図解表現テクニック'',アスキー出版局,(2000).
  9. Michel Goossens,Sebastian Rahtz,共著,鷺谷好輝翻訳:``LaTeX Webコンパニオン TeXとHTML/XMLの統合'',アスキー出版局,(2001).
  10. 中野賢著:``日本語LATEX2eブック'',アスキー出版局,(1996).
  11. 奥村晴彦著:``[改訂第5版] LaTeX2e 美文書作成入門'',技術評論社,(2012).
  12. 藤田眞作著:``LaTeX2e マクロ作法'',ピアソン桐原,(2010).
  13. 藤田眞作著:``LaTeX2e 階梯(上)'',ピアソン桐原,(2009).
  14. 藤田眞作著:``LaTeX2e 階梯(下)'',ピアソン桐原,(2009).
  15. 藤田眞作著:``LaTeX2e 論文作法'',ピアソン桐原,(2010).
  16. 有沢誠編:“クヌース先生のプログラム論”,共立出版 (1991).
  17. Frederick P. Brooks Jr.著,滝沢徹,牧野祐子,富澤昇共訳:``人月の神話'',ピアソン桐原,(2010).
  18. Frederick P. Brooks Jr.著,松田晃一,小沼千絵共訳:``デザインのためのデザイン'',ピアソン桐原,(2010).
  19. Garr Reynolds著,熊谷小百合訳:``プレゼンテーションzen 第2版'',ピアソン桐原,(2012).
  20. Garr Reynolds著,熊谷小百合訳:``プレゼンテーションzen デザイン'',ピアソン桐原,(2010).
  21. Garr Reynolds著,熊谷小百合訳:``裸のプレゼンター'',ピアソン桐原,(2011).
なんと言えばいいか,買い過ぎた感はあると思うが,それだけ私を突き動かしたのである。

[1] Amazon.co.jp : http://www.amazon.co.jp/
[2] 電脳書房 : http://www.bookcyber.net/

2013/09/14

コミュニケーション能力

私はコミュ障を自称していますけども,おそらく定義とは異なる使い方をしているので,
厳密にはコミュ障とは呼べないかもしれません。

実際のところ,何かしらの病気であると診断されたことはない,
あるいは診断を受けたことはないが不安である,という方々については
コミュ障よりもコミュニケーション能力の方を気にする方がよいのでは,と思いました。

最近コミュニケーション能力とかコミュ力と呼ばれるものが重視されると言われています。
昔から求められていたのかと思いますが,技術の発展に伴って,
人と人が面と向かって対話する機会ないし必要性が薄れてきたことがあるのではないかと
ひとりよがりながらも感じております。

ところでコミュニケーション能力とは何でありましょうか?
数人から聞いた話と私が思うところをまとめるとおおまかに以下の通りです。
  • 相手の考えを自分の中で整理できる,自分の考えを相手に正確に伝える能力
  • 初対面の人が相手でも日常会話ができること
  • 周囲を巻き込んで討論をはじめられること
ここに「周囲を盛り上げられること」などが加わるかもしれませんが,まあこんな感じです。
コミュニケーション能力と言うぐらいなので,他者と意思疎通できるくらいは最低限かもしれません。

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関係ないことではありますが,「人と話すことに慣れる」「人と話すことが苦痛と感じないように」というアドバイスを受けた人はコミュニケーションが苦手と判断すればよろしいのでしょうか。

2013/09/11

ある日のツイート録(20130911)

Twitterをやっていたら,以下のようなツイートを見つけたのです[1]
「科学者として生き残る方法」を読み始めた。最初の章に、科学者は土日含め毎日12時間以上働くの当たり前だし、家族を犠牲にするのも当たり前だから、それが嫌なら他の職考えろ、みたいなこと書いてある。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822246698/ceek-22
Twilogを見ていたら,8/25にこのツイートを見つけたようです。今になって気になったので探すのは苦労しました。
これを読んだ時,ああ,やっぱりそうなんだな,と思いました。
それだけです。

[1] http://twitter.com/ceekz/status/371572904384663552